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いのちのスケッチ ノッキー

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いのちのスケッチ ノッキー
額装なし
size(mm):257×182 b5
materials:watercolor,coloredpencil,pastel,on paper

現在、おーあみ避難所で暮らしているノッキー。
軒下にいたことからこの名がつけられたらしい。
なぜ軒下にいたのか?
ノッキーはトラバサミに前足を挟まれ、トラバサミをつけたまま隠れるように軒下にいた。
おーあみ避難所の皆様が救出したのだ。
そしてそのトラバサミを仕掛けた男が逮捕された。

以下、ニュースの記事から引用
自宅敷地内に「トラバサミ」を仕掛け、猫2匹にけがを負わせたとして、警視庁成城署は24日までに動物愛護法違反の疑いで、東京都世田谷区船橋の無職、須藤正久容疑者(68)を逮捕した。
署によると「私が設置したネズミ駆除用の機械が猫を傷つけた証拠はない」と容疑を否認している。
署によると、須藤容疑者宅周辺で2021年以降「猫がけがをしている」との相談が相次いでいた。
現場周辺では同様の被害が9件あり、署は関連を調べている。
逮捕容疑は昨年2月、自宅敷地内に設置したトラバサミで、猫2匹の右足に5~6週間のけがを負わせたとしている。

署によると、トラバサミの近くには猫用の餌があった。
けがをしたのはいずれも野良猫で保護された。
須藤容疑者は「勝手に敷地内に入ってくる猫の飼い主は責任を問われるべきだ」と話している。
以上。

今回、逮捕できたのは、おーあみ避難所の皆様を始め、周辺地域に住む100人強の方々が告発状に賛同したことで警察を本気にさせたのが大きいと感じる。
猫を簡単に傷つけることができる思想の持ち主が近くに住んでいるという恐怖、猫以外にもその思想が向くかもしれない恐怖が、他人事ではなく自分事にさせた。

地域猫や野生動物を傷つけるトラバサミが簡単に手に入ってしまうということも問題だ。
狩猟目的の設置は原則禁止で、自治体によっては特別な事情がある場合は使用が認められるらしいトラバサミ。
使用が認められる場合というのはとても曖昧で決まったものがない。
今回のようなことが二度と起こらないように、トラバサミはどんな場合も使用禁止にし、販売自体禁止するべきだ。

今回、警察の方々や保健所、そしておーあみ避難所の皆様や地域住民の方々のご尽力によって捕まえることができた。
須藤容疑者は容疑を否認しているようだが、仮に罪が認められたとしても、刑は軽いかもしれない。
それは日本の動物愛護法に問題があるからである。
どうぶつを物として扱っている限り、刑が軽い限り、虐待をする人はこれからも出てくるだろう。
現在、動物愛護法改正に向けて動いている方々もいる。

どうぶつを傷つけることに対して、躊躇がなかったり、楽しさを感じているような人が生きる世界で、トラバサミという危険な物を簡単に買えるというのはおかしい。

どうぶつは物ではなく、命だ。
犬や猫だけの話ではない。
食べ物とされる牛や豚、鶏も、害虫とされるゴキブリや蚊なども、すべて命である。
勿論、野菜や草花も命である。

この世界に殺していい命なんてない。
それでも殺さなければ生きていけない。
だからこそ、少しでも命の犠牲や搾取を減らす選択肢を選びたい。
敷地内に入ったら殺すのか?
土地を糞尿で汚したら殺すのか?
田畑の作物を食べたら殺すのか?
本当に食べなければ生きていけないのか?
汚い、気持ち悪い、菌があるから殺すのか?

命や自然において、人間の物は一つだってない。

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